
部屋の片づけを始めた人は、よく、こんなことを言われます。
「物が捨てれないんです・・・」
その気持ち、よくわかります。物に対して、色々な思いがあるんですよね。まだ使えるとか、もったいない、楽しかった思い出などなど。
そんな人に、大切なことを教えてあげます。
物は、捨てるのではありません。
物は、送り出してあげるんです。
帰るべき世界へ送り出してあげるんです。
まだ使える物を捨てたり、思い出の品を捨てたりすると心が痛みます。だけど、物を送り出してあげるのであれば心は痛みません。
「言いたいことはわかります。だけど、その思いを持てないんです・・・」
そんな人もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような人には、『物を送り出す』という気持ちを持つ方法として、次の3ステップをオススメします。
- 片づけをストップする。
- 物に『魂』があると思って優しく接する。
- 物が汚れていたら、明るく話しかけながら掃除をしてあげる。
そうすれば、物を『魂のある生き物だ』と思えるようになり、いい意味で愛着が湧いてきます。そうなったら、片づけを再開してください。そして、次のように語りかけながら、物を送り出してあげてください。
いままで、粗末に扱ってごめんね。
生活を共にしてくれてありがとう。
楽しい思い出をありがとう。
生まれ変わったら、また遊びにきてね。
って。
このように語りかければ、物を捨てる片づけから『物を送り出す片づけ』に変わり、気持ちよく片づけを進められますよ ^^