
おもしろくなかったら買わない。
掃除のマニュアル本は、言い回しが違うだけで、書いてあることは同じっていうケースが多いですからねー。
お金の無駄遣いをするわけにはいかないので、購入するだけの価値があるか否かを確認するために、まずは本屋で立ち読み。そうしたら・・・
立ち読み早々から『本気読み』になってきたので買っちゃいました(笑)
じっくりと読んだので、『落ちない汚れをラクに落とす掃除術』の良い点と残念な点などをツラツラと紹介したいと思います!
3分の1が基本
本の総ページ数は、143。
そのうちの約3分の1(56ページ)が、掃除の基本知識の解説になっています。
「え!? そんなにも?」
って思われたのではないでしょうか。
はい、そんなにもです。
なぜなら、落ちない汚れをラクに落とすには、避けて通れない重要ポイントだからです。
料理には『基本』があり、その基本を知っているのと知らないのとでは調理効率や味に大きな違いが出ますよね。
それと同じように、お掃除にも基本があり、それを知っているのと知らないのとでは、作業効率や楽しみ度、掃除の結果に大きな違いが出るんです。
おそらく、作者である茂木和哉さんは、そのことを伝えたかったのではないでしょうか。
あ、偉そうなことを言いましたが、ぼくも昔は基本なんて知りませんでした。「この場所の汚れには、この洗剤」というレベルでした(笑)
参考までに、下の写真の第1章と2章が基本知識です。具体的な内容は、ブログに書いていいのか否かわからないので掲載を控えます。著作権の問題がありますからねー。

「難しい話は苦手だな・・・」
そんな人もいらっしゃるかと思いますが、全然心配いりません。
写真やイラスト、図、漫画を使って、とてもわかりやすく解説してありますし、硬い文章ではないので楽しみながら読めます。
さてさて、ここからが本番ですよ。
次は、掃除マニュアル(掃除のやり方)を読んだ感想を紹介します!
掃除マニュアルの感想
読んで真っ先に思ったのは・・・
解説してあるマニュアルがプロっぽい!
もちろん、掃除のプロを相手にして書かれた本ではないので、マニアックなレベルではありません。が、かなり「ガツン!と綺麗にしようぜ」みたいな内容になっています。
ぼくが今まで読んだ掃除本のプロレベル度が10段階で4だとしたら、落ちない汚れをラクに落とす掃除術は『7』というところでしょうか。
なので、
「オシャレに素敵なお掃除をやりたい♪」
という人には不向きです。
だけど、
「綺麗にしたいんです!」
みたいな人の期待には、かなり応えてくれる内容になっています。
解説してある掃除場所
掃除場所の紹介は、本の目次を書いた方がわかりやすいので、そのまま丸パクリの箇条書きで紹介させてもらいます。
水まわり ~浴室編~
- 浴室・天井の掃除術
- 浴槽&浴槽小物の掃除術
- 鏡&水洗器具の掃除術
- 目地&パッキンの掃除術
- 壁&床の掃除術
- 排水口の掃除術
水まわり ~キッチン編~
- 換気扇&レンジフードの掃除術
- 五徳の掃除術
- 排水口の掃除術
- シンクと調理台(人工大理石)の掃除術
- シンクと金属系小物の掃除術
- IHクッキングヒーターや鍋の底掃除術
- キッチン家電の掃除術
水まわり ~トイレ編~
- トイレ内の生き物汚れの掃除術
- 便器まわりの尿石汚れの掃除術
リビング&寝室
- 窓の外側の掃除術
- 網戸とサッシの掃除術
- 壁と床の黒ずみ汚れの掃除術
- 家中の「手アカ」の掃除術
- ベッドまわりの掃除術
玄関&ウッドデッキ
- 玄関のたたきの掃除術
- ウッドデッキの掃除術
以上が、解説してある掃除場所です。
解説のわかりやすさ
これがですね、超わかりやすいんです。
ぼくが気に入ったのは、各掃除術の解説にある『お掃除DATA』です。
汚れの種類と使う洗剤、必要な物が一箇所にまとめてあるのでわかりやすい。

それだけではありません。
洗剤の使用量や掃除の手順などが、写真付きで解説してあるのもGood!

わかりやすさは、ピカイチです☆
残念なところ
テンションアゲアゲで読んでいたら、ななな・・・
なんで途中から白黒印刷なんだよ~!
96ページまでは、カラーで印刷してあるのに、97ページ以降は白黒なんです。
アゲアゲテンションを保つために、最後までカラーにして欲しかったですねー。
おもしろい内容になっているだけに、ちょっと残念でした。

だけど、お掃除は、お金をかければいいというものではなく、節約をしながら綺麗にするのもポイントなので、そのように割り切れば白黒でも許せます(笑)
茂木和哉が欲しくなる!?
落ちない汚れをラクに落とす掃除術を読み終えて思いました。
茂木和哉シリーズの洗剤を使って、紹介されている方法でお掃除したら、めちゃめちゃ楽に綺麗にできるんじゃない?
って。
汚れを楽に落とす(効率のいい掃除をする)には、掃除道具や技術、知識だけでなく、どのような洗剤を使うのか も重要なポイントですからね。
あ、茂木和哉シリーズの洗剤が気になる人は、本の140ページ~143ページに紹介してあるので読んでみてください。単なる紹介ではなく、どんな性質の洗剤で、どんな汚れに使う洗剤なのかも説明してあるので、これはこれでおもしろいです。
大きな声では言えませんが、茂木和哉が欲しくなりますよ(笑)
こんな人にオススメの一冊
- 落ちない汚れを楽に落としたい人
- しっかりとお掃除したい人
- 掃除の基本知識を勉強したい人
- 掃除のやり方を楽しく学びたい人
- 掃除のレベルを上げたい掃除初心者
- 茂木和哉さんが気になる人
- 茂木和哉さんが好きな人
- 茂木和哉シリーズの洗剤が気になる人
- 茂木和哉シリーズの洗剤を持っている人
- お掃除のマニュアル本が欲しい人
落ちない汚れをラクに落とす掃除術は、そんな人にオススメの一冊です。