
「あぁ、楽だなぁ」
その楽は、良い楽ですか?
それとも、良くない楽ですか?
「楽って、良い楽と良くない楽があるの?」
そんな声が聞こえそうなので、掃除を例に説明しますね。
良くない楽の例
掃除は妻の仕事だ。
掃除をしなくていいから楽だなぁw
これは、100%良くない楽です。
なぜなのか。
理由は簡単です。
掃除を手伝えるにも関わらず、手伝わない。
奥様が忙しそうに掃除をしているのに手伝わない。
そうやって得られた楽が、良い楽であるはずがないですよね。
覚えておいてください。
良くない楽をすれば、楽をした人の穴埋めを誰かがやらないといけません。
誰かの楽を奪うような真似をして得た楽は『良くない楽』です。
良い楽の例
毎日コツコツと掃除をしているので、日々の掃除が楽です。
こういう楽は『良い楽』です。
「家族みんなで掃除をやったら、早く終わるから楽だね」
こういうのも『良い楽』です。
良い楽とは、ざっくりまとめると次のような感じです。
- 楽をするためにエネルギーを使って得られた楽
- 自分以外の人も楽をできる楽
あ、『自分以外の人も楽をできる楽』は、状況によります。例えば、独り暮らしの人は、該当しにくいですよね…。その辺は、柔軟な思考で受け止めてください。
良くない楽は改めよう
良くない楽をすれば、楽をした人の穴埋めを誰かがやらなければなりません。
人様に迷惑をかけるようなことをやれば、自分の心が汚れます。人生は、自分が作るものなので、汚れた心を持つ自分が作れば、当然のように汚れた冴えない人生になります。
さて、あなたが得ている『楽』は、良い楽ですか?
それとも、良くない楽ですか?
あ、自分が得ている楽の良し悪しがわからない人は、次の質問に答えてください。
自分が得ている楽は、神様が喜んでくれるような楽だろうか。
『NO』だったら改めましょう。
『YES』なら、そのまま楽を楽しみましょう。
最後にもう一度。
あなたが得ている『楽』は、良い楽ですか?
それとも、良くない楽ですか?