山間部にある田んぼは、水を確保するのに一苦労。
ため池を作ってみたり、山水を使ったり、地域によって方法は様々。
ちなみに、我が実家の田んぼは、ポンプを使って川から水を吸い上げています。
補足説明
川から水を吸い上げる方法は、川に四角いマス(通称:水槽)を設置して、そこから電動ポンプを使って水を吸い上げます。
【電動ポンプ】

【水槽】

この水槽が、西日本を襲った豪雨で川が増水し、砂で埋まってしまいました。
ご覧のとおり、鉄板で作ってある重たい蓋が外れて、水槽が砂で満杯に…。

砂を撤去しなければ、水を吸い上げられません。
で、この砂をどのようにして撤去するのかというと・・・
スコップですくう。
鍬(くわ)で掻き出す。
この作業を川に入ってコツコツと続けるんです。
水面から水槽の縁までの深さは、約50㎝。
大雨で川の水が増えていて、流れは速い。
とはいえ、川に入って立てないほどではない。
その流れを利用すれば、掻き出した砂を流せるので作業が楽になる。
というわけで・・・
砂の撤去作業開始~!
作業開始前は、「20㎝くらい砂を出したらやめよう」と父(74歳)と話していましたが、やり始めたら親子揃って掃除魂が目覚めちゃいましたw
「さっきより砂が減ったんじゃない?」
「砂が見えなくなってきた」
「最後までやってしまおう」
なんてことを2人で言いながら、作業を続けること1時間30分。
水槽の底は深い。
手を突っ込んで砂の有無を確認しようにも届かない。
片足を突っ込んだら、身長181センチのぼくの脇まで浸かったところで底に足が届きました。
足先に砂の感触なし。
水槽の砂出し作業完了~!
水槽の底をお見せしようと思い、翌日にアフター写真を撮ったんだけど、水が濁っていて映りませんでした…。
映らなかったお詫びというわけではありませんが、こんなところにあるんだよ~! という写真を掲載して、記事を終わりにしたいと思います。
3枚連続でどうぞ!
田舎は、あれやこれやと『やること』がありまっせ ^^