防水パンの掃除は、ハイパワー掃除!
今までは、洗濯機を持ち上げて移動していました。が、追突事故に遭って腰を損傷し、持ち上げられなくなりました。
日に日に汚れていく防水パン。
洗濯機を移動させてお掃除したい!
というわけで、洗濯機を持ち上げずに移動させる方法を考えて、試しにやってみました。結論から言いますと、洗濯機は持ち上げなくても移動できました ^^
写真モリモリで、その方法を紹介したいと思います!
防水パンの洗濯機を移動させる方法
まずは、洗濯機につながっている『給水ホース』と『コンセント』『アース』を取り外します。

次は、排水ホースを外します。
余談ですが、この汚れを見たら、洗濯機を移動させたくなりません?

排水ホースを取り外したら、『10cm四方の布』と『足ふきマット』『バスタオル』を用意します。

マットやバスタオルの代わりに、不要になった毛布やカーペットなどでもOK!
10cm四方の布は必要です。
これで、洗濯機の移動準備は完了です。
あとは、下の写真のように敷いた『足ふきマット』と『バスタオル』の上に洗濯機の載せて(移動させて)、マットとバスタオルをズルズル~っと引っ張れば、移動完了です。

「マットとバスタオルの上まで、どうやって移動させるの?」
ここが一番知りたいところですよね。
それは、これから説明しますので、今しばらくお付き合いくださいませ ^^
洗濯機を移動させるときの『一番の難関』は、防水パンの縁(下の写真参照)をどのようにして越えるかです。

答えは超簡単!
洗濯機を後方に倒し、そのまま手前に引っ張って『縁』に乗せる。乗ったら、更に手前に引っ張って、手前の『足(洗濯機の足』をマットに着地させる。洗濯機は斜めになった状態で着地しているので、斜めの状態をキープしながら、洗濯機を更に手前に引っ張れば、マットの上に完全移動完了。
というわけです。
理屈はこれくらいにして、実際にやってみたいと思います ^^
まずは、洗濯機を横に傾けて、洗濯機の後ろの足が着地する部分に『10cm四方』の布を置きます。


反対側の後ろの足の下にも、同じように布をセットします。
セットできたら、防水パンの縁にマットを乗せます。なぜ、マットを乗せるのかというと、縁に洗濯機が乗ったときに、防水パンに傷がつかないようにするためです。


マットを乗せたら、洗濯機の下に手を入れて、洗濯機を後方に倒して『手前の足(洗濯機の足)』を浮かせます。浮かせたら、そのまま洗濯機を手前に引いて、マットの上(防水パンの縁)に乗せます。
洗濯機の後ろの足に『布』を敷いているので、少ない力でも比較的楽に洗濯機を引っ張れます(動かせます)。
防水パンの縁に無事に乗りました! と言いたいところですが、ここで思わぬ問題が発生。その問題とは・・・
洗濯機の背面と壁の距離が近すぎて、思った以上に洗濯機が後方に倒れない…。つまり、洗濯機の手前の足が、防水パンの縁を超える高さまで浮かないのです。
腰を犠牲にして、持ち上げるしかないのか。
移動させるのを諦めるしかないのか。
考え抜いた結果、この問題をクリアーする『ナイスなアイデア』を思いつきました!
その方法とは・・・
洗濯機の後ろの足が高くなるように、足の下に『厚みのある物』を入れる!
しかし、そんな都合のいい物が見つからない。本を入れようかと思ったが、本が汚れるのでパス。息子(小学5年生)が、「レゴブロックを入れるのはどう?」と提案してくれたが、ぼくが「割れるかもしれんよ」と言ったら、息子は速攻で提案を却下w
考えること10分。
そうだ!
新聞を折り畳んで、それを入れればいいかも~!
というわけで、折り畳んだ新聞をガムテープで固定し、『厚みのある物』完成☆

洗濯機の後ろの足にセットしてみると、足の位置が高くなりました ^^
(※写真ではわかり難いけど、約4cm高くなりました)

洗濯機の手前に手を入れて浮かせてみると・・・
お~!
先程よりも手前の足が浮かんだではありませんか!
そのまま、洗濯機をズルズルと手前に引っ張ると・・・
してやったり!
洗濯機手前の足は、防水パンの縁に乗りました ^^


ここまで来れば、あとは楽勝です。
マットとバスタオルを防水パンの方へ寄せます。
こんな感じでね。

マットとタオルを寄せたら、洗濯機を手前に引いてタオルの上に足を着地させます。

あ、防水パンの縁に洗濯機を乗せたまま引っ張らないでくださいね。乗せたまま引っ張ると、縁のマットがズレて、縁に傷がつく恐れがあります。
軽く浮かせて(斜めに倒した状態で)引っ張るのがポイントです ^^
足が着地したら、洗濯機を少し手前に倒して防水パンの縁から浮かせます。縁から浮いたら、そのまま手前に引っ張る。防水パンから脱出完了!

あとは、バスタオルとマットをズルズル~っと引っ張れば、洗濯機の移動完了!

とても長い説明になりましたが、やってみれば簡単です。
初めての試みだったので、移動させるのに30分かかったけど、慣れれば10分もあればできると思います。力は殆どいりません。洗濯機を斜めにする力があればOK!
洗濯機を防水パンに戻すときは、出したとき(移動させたとき)と逆の手順でやれば戻ります。ちなみに、出すときよりも、戻すときの方が楽でした ^^
工夫を要するところ
洗濯機を斜めに傾けた状態で、洗濯機を引っ張る(移動させる)場面が何回かあります。
- その場面で、洗濯機のどこに手を掛けると引っ張りやすいのか。
- どんな姿勢で手を掛ければ引っ張りやすいのか。
この2つが工夫を要するところです。
特に、ぼくのように腰が悪い人は、腰と相談をしながらやらなければなりません。
ちなみに、ぼくは腰に負担を掛けることなく移動できました ^^
さいごに
「この方法でも移動できない・・・」
という人は、『洗濯機かさ上げ台』を使ってみるのもいいかもしれません。
洗濯機が防水パンの底から『6cm』高くなるので、掃除がしやすくなると思います ^^