
ぼく、お掃除大好き♪
こんな子供になったら嬉しいですよね。「掃除をしなさい!」と怒ってストレスを溜めなくて済みますし、休みの日に掃除をするとき、嫌がらずに手伝ってくれますからね。
そんな子供に育てるポイントは、全部で5つ。
どれも簡単なのでサクッと解説しますね。
子供に掃除を教えるときの5つのポイント
1.とにかく褒める
綺麗になったね♪
上手だね~♪
って、子供の掃除を褒めてあげましょう。
褒めるタイミングは、掃除を終えたときと、掃除をしている最中です。
子供が掃除をする様子を見て、テンションが下がらないように上手に褒めて、やる気を引き出してあげましょう。上手に褒めると、おもしろいくらい掃除を頑張りますよ。
下の写真は、ぼくの息子が7歳のときの写真です。
上手に褒めれば、学校へ行くまでの時間にも掃除をやってくれます。
褒めパワー、恐るべしw

あ、お掃除好きな人は気をつけてくださいね。
褒め過ぎると自分の掃除を奪われちゃいますよw
次は、2つ目のポイントを解説します。
2.義務にしない
学校でやる掃除は『義務』です。
だけど、家の掃除は、基本的に義務ではありません。
なので、子供に掃除の曜日を決めて義務にさせるのは避けましょう。もちろん、子供が掃除に対して抵抗がなく、親の掃除を手伝ってくれるタイプであれば、曜日を決めてもいいと思います。そういうタイプの子供でなければ、義務にすることにより益々掃除嫌いになる可能性がありますからね。
お掃除は、義務にしなくても、掃除の楽しさを知ったらやるようになります。
「きちんとした子供に育てたい」
そういう思いが強いお父さんやお母さんは、子供の掃除を義務にしやすいので気をつけてくださいね。
3.簡単にできる場所
子供に掃除を教えるときは、簡単にできる掃除個所を選びましょう。
台に乗らないとできないところや、狭いところ、薄暗いところ、悪臭のするところなどはNGです。
台にのって掃除をして、足を滑らせて怪我をしたのでは本末転倒。子供が高い個所の掃除をやりたいと言ってもやらせないようにしましょう。
薄暗いところや悪臭のするところを掃除させるのがNGな理由は、子供が「暗いところは怖いから嫌だ」「臭いのは嫌だ」といって、掃除に対する悪いイメージを植え付けてしまうからです。
子供に掃除を教えるときは、玄関や棚の上など、簡単にできる掃除場所にしましょう。
4.簡単に落ちる汚れ
お掃除の楽しさは、『汚れが落ちて綺麗になる』ところにあります。
掃除をしていて、次のように思ったことはありませんか?
「汚れがスルスル落ちる。おもしろ~い♪」
って。それと同じ思い(体験)を子供にたくさんさせてあげるんです。そうすれば、子供の中で『お掃除=楽しいこと』と思いが育ちますよ☆
【掃除個所と汚れの例】
- 黒色系の家具に乗ったホコリ
- 玄関の三和土(靴を脱ぐ場所)の砂
- キッチンの軽い油汚れ
- 便器の縁の軽い汚れ
- 電気のスイッチに付いた手垢汚れ
- バスタブの湯垢など
この中で一番のオススメは、バスタブの湯垢掃除です。
水遊びを兼ねて風呂掃除を教えてあげれば、『お掃除=楽しいこと』という経験をさせやすいので、風呂掃除は超オススメです☆
さて、次は最後のポイント解説です。
5.理論を語らない
お母さん方は、掃除の理論を語らないと思います。が、お父さん方は要注意です。
男性は理屈っぽいところがあるので、汚れが落ちるメカニズムを語ったり、掃除道具の使い方について熱く語ってしまうことが多々あります。
1つ覚えておいてください。
子供が論理的な思考になり始めるのは、9歳になった頃からです。
なので、子供に理論を語っても、子供は殆ど理解できません。丁寧に語るだけ時間の無駄ですし、言ってることが通じなかったらイライラするだけです。
子供に掃除を教えるときは、「この汚れをスポンジで擦ってごらん♪」と明るく優しく話しかけて掃除を促す程度でOK。で、子供が、「わぁ、綺麗になった。おもしろ~い♪」って言ったら大成功です☆
子供に理論は必要なし。
子供に必要なのは、『楽しさ』です。
ポイントのまとめ
- 子供の掃除を褒めて『やる気』を促す
- 子供の掃除を義務化させない
- 危ない場所や怖がる場所、臭い場所を掃除させない。
- 簡単に落ちる汚れを選び『汚れ落とし』の楽しさを体験させる
- 小難しい理論は語らない
この5つのポイントを押さえて子供に掃除を教えれば、お掃除をやる(お掃除を嫌いにならない)子供に育ちますよ。
あ、最後にもう1つ。
子供に掃除を教える年齢は、7歳~10歳くらいからがいいと思います。掃除の意味がある程度伝わりますし、頭が柔らかくて素直なので(笑)
ちなみに、うちの息子には、小学1年のときから掃除の楽しさを教え始めました。嫌がることなく、せっせとお掃除を手伝ってくれています ^^